ソフトの違法コピー

2004年7月8日 1:00pm JT  米マイクロソフト社など業界各社で運営している業界団体、ビジネス・ソフトウェア・アライアンス(BSA、本部ワシントン)は7日(米国時間)、2003年のパソコン用ソフト違法コピー実態報告を発表した。それによると、日本ではソフトの29%が違法コピーで、業界の損失額は16億3300万ドルに達した。額が最も多かったのは米国(64億9600万ドル)で、日本はワースト5位。
 調査対象86カ国のうち、違法コピーの比率が最も高かったのは中国とベトナム(92%)。ウクライナ(91%)、インドネシア(88%)、ロシア(87%)が後に続いた。半数以上の国で60%を超えており、世界全体の被害額は推計で288億ドルに達した。